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「骨造成GBR」安全なインプラント治療を支える技術

みなさんこんにちは。
大阪府寝屋川市京阪沿線香里園駅から徒歩13分、寝屋川市・枚方市で根管治療・インプラント治療・矯正治療・歯茎移植(歯肉移植)に強い歯医者、すが歯科・矯正歯科寝屋川院大人こどもクリニックです。

「インプラント治療を考えているが、骨が足りないと言われた」「GBRと聞いて不安を感じている」とお悩みではありませんか?骨造成は、骨量不足でも安全にインプラント治療を受けるための重要な技術です。この記事では、GBR(骨再生誘導法)の詳細から実際の症例、メリット・デメリットまで徹底解説します。

記事を読むと、GBRの具体的な治療手順や期間、当院の独自技術がわかります。また、骨造成を必要とする様々なケースとその解決法もご紹介します。

歯を失ってインプラント治療を検討している方、他の医院で骨が足りないと言われた方は、ぜひ最後までお読みください。


GBR(骨再生誘導法)Guided Bone Regeneration

GBRは、骨が不足している部位に人工骨や自家骨を填入し、特殊な膜で覆うことで骨の再生を促す治療法です。当院では、CTスキャンを用いて精密な診断を行った上で、最適なGBR治療計画を立てています。

自家骨の採取

GBRで使用する骨は、患者さん自身の顎の他の部分から採取する「自家骨」が最良です。当院では、親知らずの抜歯時にあらかじめ骨を保存するなど、患者さんの負担を最小限に抑える工夫をしています。

採取した骨は細かく砕き、不足している部分に移植します。自家骨を使用すると、拒絶反応がなく、骨の定着率が高いという利点があります。

インプラントの埋入

GBRとインプラント埋入は、同時に行う場合と時期を分けて行う場合があります。当院では、骨の状態に応じて最適なタイミングを判断します。

特に前歯部など審美性が重要な部位では、GBRで十分な骨量を確保してからインプラントを埋入する「二段階法」を採用することが多いです。

自家骨または骨補填材の充填

自家骨が十分に採取できない場合、人工骨補填材を使用します。当院で使用している人工骨は、生体親和性が高く、時間とともに自然な骨に置き換わる性質を持っています。

充填後は、骨の成長を促すために「コラーゲンメンブレン」という特殊な膜で覆います。この膜が、軟組織の侵入を防ぎながら骨の再生をサポートします。

歯肉の縫合

GBR手術後は、丁寧に歯肉を縫合します。当院では、極細の縫合糸を使用し、術後の不快感を最小限に抑えています。

縫合後は、約1~2週間で抜糸します。この間は、手術部位を清潔に保つことが重要です。

人工歯の装着

GBR後の骨が完全に成熟するまで、通常4~6ヶ月かかります。骨の状態をCTで確認し、問題がなければ人工歯を装着します。

当院では、天然歯と見分けがつかないほど自然な人工歯を作製しています。特に前歯部では、色や形にこだわった審美治療を行っています。

インプラント症例Case

GBRとインプラント埋入を同時に行ったケース

50代男性の症例です。右上の奥歯が欠損し、骨量が不足していました。当院では、GBRとインプラント埋入を同時に行う「同時法」を選択しました。

手術時間は約2時間。術後の経過も良好で、6ヶ月後にはしっかりとした人工歯を装着できました。患者さんからは「思ったより痛みが少なかった」と好評でした。

ソケットプリザべーション抜歯時即時埋入が難しい場合に行う処置

歯を抜いた直後の抜歯窩は、多くの場合インプラントを即時埋入できるだけの骨量がありません。このような場合、当院では「ソケットプリザベーション」という方法で骨の吸収を防ぎます。

抜歯窩に骨補填材を填入し、特殊な膜で覆うことで、将来のインプラント埋入に備えます。この処置により、約3~4ヶ月後のインプラント埋入が可能になります。

骨造成を行うメリットとは

GBR(骨再生誘導法)のメリット・デメリット

【メリット】

  1. 骨量が不足している部位でもインプラント治療が可能
  2. 審美性の高い治療結果が得られる
  3. 長期安定性に優れている
  4. 自家骨を使用すれば拒絶反応の心配がない

【デメリット】

  1. 治療期間が長くかかる(4~6ヶ月)
  2. 手術が必要で、多少の腫れや痛みが生じる
  3. 保険適用外で費用がかかる

グラフトレスソリューションのメリット・デメリット

骨造成を必要としない「グラフトレスインプラント」にも注目が集まっています。

【メリット】

  1. 手術が1回で済む
  2. 治療期間が短い
  3. 骨造成の必要がなく、患者さんの負担が軽い

【デメリット】

  1. 適応症例が限られる
  2. 長期的な安定性に関するデータが少ない
  3. 審美性にやや難がある場合がある

インプラント関連ページimplant-content

当院では、患者さん一人ひとりに最適な治療法を提案しています。GBRが必要かどうかは、CT検査で精密に診断します。

インプラント治療をご希望される方へ

標準的な治療の内容

  1. 初診相談・検査(CTスキャン含む)
  2. 治療計画の立案
  3. GBR手術(必要な場合)
  4. インプラント埋入手術
  5. 人工歯の装着
  6. メンテナンス

起こり得るリスク・注意点

  1. 術後の腫れや痛み(2~3日で軽減)
  2. 感染リスク(抗生物質で予防)
  3. 骨の定着不全(稀なケース)
  4. 術後の喫煙は厳禁

まとめ

GBR(骨再生誘導法)は、骨量が不足している場合でも安全にインプラント治療を受けるための画期的な技術です。適切な方法を選択すれば、審美性と機能性を兼ね備えた治療結果が得られます。

当医院では治療技術はもちろん、患者さまの心と向き合い診療していくことが大事と考えています。
それは理事長 菅 良宜の治療理念である
「人生を変える歯科治療を通じて患者様の人生を良くしたい」
という想いからです。

すが歯科矯正大人こどもクリニック寝屋川院では24時間WEB予約を行っております。
何か気になる点がございました方は以下からご予約ください。
https://apo-toolboxes.stransa.co.jp/user/web/71179701b22dbc53769420900f010d94/reservations

筆者
医療法人凌和会すが歯科矯正歯科
理事長 菅 良宜