〒572-0019 大阪府寝屋川市三井南町17-12

保険取扱
駐車場有

トピックス TOPICS

ご予約・お問合せ すが歯科・矯正歯科への電話072-814-8814
24時間受付中 WEB予約

保険適用が拡大するCAD/CAM冠とは?すが歯科・矯正歯科の補綴治療のご紹介

近年、歯科補綴(ほてつ)分野では、CAD/CAM(キャドカム)システムを用いたクラウンやブリッジの製作が急速に広がっています。すが歯科・矯正歯科でも、こうした最新技術を取り入れた補綴治療に取り組んでいます。

 

従来、補綴装置は印象材で歯型を採取し、歯科技工士が手作業で製作する方法が主流でした。しかしこの方法は、技工士の技術に依存しやすく、仕上がりの均一性や作業効率に課題がありました。

CAD/CAMシステムでは、口腔内スキャナーや模型スキャナーで得た三次元データを使い、コンピューター上で補綴装置を設計。その設計に基づいて、セラミックスやレジンのブロックをミリングマシンが自動で削り出すという流れになります。完成後は細かな調整を行い、患者さんの口腔内へ装着します。

 

この技術は2014年に小臼歯のクラウンから保険適用が始まり、現在は前歯・大臼歯へと対象が拡大されています。金属を使用しないため金属アレルギーの心配が少なく、自然な歯の色にも近づけられるのが大きな利点です。

さらに、ミリングマシンの性能向上により、短時間で加工が可能となり、治療が1日で完了するケースも増えています。すが歯科・矯正歯科では、適応症例に応じて、患者様のご負担を抑えながらも審美性・機能性の高い補綴治療をご提供しています。

 

背景には、金属材料の価格高騰や歯科技工士の人手不足といった業界全体の課題もあります。CAD/CAMシステムの導入により、補綴物の品質が均一化し、再製作や複製も容易になるなど、歯科技工の環境改善にも貢献しています。

 

 

とはいえ、機械加工だけでは再現できない繊細な形態や質感もあり、経験豊かな歯科技工士の技術は今なお欠かせません。また、正確な補綴装置を作るためには、支台歯(被せ物の土台となる歯)の形成技術も重要で、デジタル機器に適した削合が求められます。

 

将来的にはAI診断やCT解析など、歯科医療のさらなるデジタル化が見込まれていますが、本質的に変わらないのは「患者さんにとって最適な治療を見極める診断力」と「誠実な対応」です。

 

すが歯科・矯正歯科では、補綴物の設計・製作においても、ただ機械に頼るのではなく、患者様一人ひとりの状態に合わせた丁寧な診断とカウンセリングを重視しています。最新技術と人の手による心のこもった医療の両立を、私たちはこれからも追求してまいります。

 


 

当医院では治療技術はもちろん、患者さまの心と向き合い診療していくことが大事と考えています。
それは理事長 菅 良宜の治療理念である
「人生を変える歯科治療を通じて患者様の人生を良くしたい」
という想いからです。

すが歯科矯正大人こどもクリニック寝屋川院では24時間WEB予約を行っております。
何か気になる点がございました方は以下からご予約ください。
https://apo-toolboxes.stransa.co.jp/user/web/71179701b22dbc53769420900f010d94/reservations

筆者
医療法人凌和会すが歯科矯正歯科
理事長 菅 良宜