「歯の健康は体の健康」——このフレーズを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。でも、なぜ歯と全身の健康がつながっているのか、具体的にはあまり知られていないかもしれません。しっかり噛める状態を保つことが、実は体のさまざまな機能を支えていることをお伝えします。
噛む力が脳と体を動かす
食べ物を噛む行為は、口の中だけで完結しているわけではありません。噛むことで顎の筋肉が動き、その刺激が脳への血流を促します。よく噛むことが認知機能の維持に関連しているという研究報告が、近年増えています。
また、噛む回数が多いほど食べ物が細かくなり、唾液とよく混ざり合います。唾液には消化を助ける酵素のほか、口腔内の細菌の増殖を抑える抗菌作用もあります。しっかり噛めない状態が続くと、こうした唾液の働きも十分に発揮されにくくなることがあります。
「噛む」という日常の動作は、消化・免疫・脳への刺激・ストレス発散など、体のさまざまなシステムと深く関わっています。
歯を失うと栄養バランスが変わる
歯が少なくなると、食べにくいものが増え、食事の内容が自然と変わっていくことがあります。硬い野菜、肉類、繊維質の多い食品は、しっかり噛む力がないと食べづらくなります。その結果、柔らかく調理されたもの、のどごしのよいものに偏りがちになります。
こうした食の偏りが長く続くと、たんぱく質・食物繊維・各種ビタミンの摂取量が少なくなりやすく、筋力の低下、免疫力の低下、骨の健康への影響などさまざまな形で体に現れることがあります。
特に高齢になるにつれてこの影響は大きくなります。「歳を取れば食が細くなるのは自然なこと」と思われがちですが、実は歯の状態が食事内容に与える影響は非常に大きく、口腔ケアと栄養管理は切り離せないものです。
口の健康を守ることが、これからの健康への投資
口腔と全身の健康は、深くつながっています。歯周病が糖尿病や心疾患、誤嚥性肺炎などのリスクと関連しているという研究は、医科・歯科の分野を超えて注目されています。口の中を清潔に保ち、歯を補ってしっかり噛める状態を維持することは、体全体の健康を守ることに直結します。
歯を失ったとき、どのように補うかは個人の状況によって異なります。インプラント・ブリッジ・入れ歯、それぞれに特徴があり、どれが正解かは一概には言えません。大切なのは「噛める状態を保ち続けること」です。
歯科医院での定期的なケアと、いざというときの治療の選択を大切に考えることが、これからの健康生活への最も身近な投資になります。「口の健康は体の健康」——このつながりを意識しながら、日々のケアを続けていきましょう。
大阪府寝屋川市京阪沿線香里園駅から徒歩13分、大阪府寝屋川市にある歯医者、すが歯科矯正歯科大人こどもクリニック寝屋川香里院では理事長が日本口腔インプラント学会、アメリカインプラント学会の専門医であるため噛み合わせのことに特化した総合的な診断のもと、睡眠時無呼吸症候群を改善するための気道を考えた矯正歯科治療ができます。
すが歯科矯正歯科大人こどもクリニック寝屋川香里院では「人生を変える矯正歯科治療」を診療理念とし、他院では難しいと言われたような難症例も対応しております。
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執筆者
医療法人凌和会すが歯科矯正歯科
理事長 菅 良宜
治療理念
人生を変える歯科治療を通じて患者様の人生を良くしたい