A
歯髄には血管や神経などが通り、血液が流れ、歯に栄養を届けてくれる重要な役割があります。異常があった時に痛みを教えてくれる役割もあります。
歯の神経を抜くということは歯本来の役割を失ってしまい、正常に機能しないため脆くなり、歯が割れたり抜けることに繋がります。正常な機能を維持するためには神経を残すことが重要なのです。
当院では出来るだけ神経を残す治療を目指しています。
Qなぜ抜歯ではだめなのですか?
A
抜歯を行い人工歯を装着する治療も進んでいますが、どの治療でもデメリットはあり、ご自身の歯の健康を維持させる以上に良いものは今のところありません。どうしても抜歯が必要な歯以外は、根管治療で残せる歯を極力抜かないよう治療しています。
Q治療中は痛みますか?
A
麻酔をしたくないという希望がない限り、根管治療は麻酔を行ってから治療に入りますので痛みはほぼありません。もし治療途中で痛みを感じられた場合は麻酔を追加をすることも可能です。
Q治療にかかる時間はどれくらいですか?
A
歯の種類や状況によって異なりますが、1回の治療は1時間半~2時間で、2~3回の治療で終了します。
Q根管治療の成功率はどのくらいですか?
A
日本で行われている普通の根管治療の成功率は30%程ですが、当院の行う根管治療の成功率は90%以上です。
治療方法について
Q歯の神経を残せますか?
A
結論からいうと、VPT治療(歯髄温存療法)で「神経を残せる」ことが多くあります。
しかし、あまり知識や技術が無いにも関わらずVPT治療を行う歯科医師が増加してきています。もちろん、どんな名医がVPT治療を行なっても100%の成功率はあり得ませんが、しっかりVPT治療の「知識と技術のある歯科医師」にVPT治療をしてもらうことが重要になります。
Q歯を抜きたくないのですが可能ですか?
A
その気持ち、非常によくわかります。
結論からいうと、抜かずに治療できる可能性はゼロではありません。
当院では「歯を何とか残したい」と、遠方より来院される方も多くいらっしゃいます。
他院で「抜歯しかない」と言われた歯も、矯正的挺出やクラウンレングスニングと呼ばれる処置、根管治療を行って残せる場合があります。
それらの処置を駆使しても抜歯しか方法がない場合もありますが、絶対に諦めず、まずご相談していただければと思います!
Qインプラントでなく自分の歯で噛めますか?
A
インプラントを回避して自分の歯を残して噛める可能性は十分にあります。
インプラントはとても良い治療法ですがやっぱり「自分の歯が一番」です。
「抜歯してインプラントしかない」と他院で言われて「本当にそれしか方法はないですか?」と来院される方もいらっしゃいます。
実は「歯の根の病気の大きさ」は、抜歯の基準とは無関係で、
どんなに大きな歯の根の病気でも「=抜歯」ではありません。
適切な根管治療、それでも治らなければ外科的な根管治療を行うことで抜歯やインプラントを回避できる可能性があります。
インプラントは、最後の最後、それしか方法がない場合の治療法です。
当院では一人ひとりの状態とご要望にしっかり向き合い、治療を提案させていただきます!
Q治療を繰り返す回数を減らせますか?
A
何度も同じ歯の治療を繰り返していると疲れたり不安になるのは当然のことです。
一つの歯の治療を繰り返すほど弱っていき、同じ歯を7回治療すると抜歯になるとも言われています。
この7回の中でも、根管治療で多くの回数を使ってしまう方が非常に多いです。
根管治療は非常に難易度の高い治療ですので、得意な歯科医師が非常に少ないのが現実で、その中で豊富な知識と、世界レベルの技術を持っている歯科医師はより一層数が少ないです。
ですが、そのような歯医者に出会えると「繰り返しリスクの少ない根管治療」を受けることができ、歯の寿命を長く保つことに直結します。
当院に是非ご相談ください!
Q再発リスクの低い治療法はありますか?
A
治療の成功率が再発率に繋がるのですが、日本の根管治療成功率は30~50%です。欧米先進国の成功率は初めての神経の治療でも、再治療でも70%後半〜80%後半です。約2倍の差があり、欧米先進国の根管治療は「再発が少ない」と言えます。
日本の根管治療と欧米先進国の根管治療は、同じ根管治療でもかなり質の差があり、日本は、保険制度の問題で根管治療の重要性が非常に軽視されてきた歴史があるので、多くの歯科医院では根管治療に時間をかけることが困難な状態なのです。
そのため、「しっかりと診断をして、その歯に適したベストの根管治療」を保険治療で行うことは不可能になっています。
当院は、レベルの高い保険診療根管治療に力を入れ、「可能なかぎり再発リスクを減らす」北米式根管治療を採用しています。
AAEアメリカ歯内療法学会のスペシャリストが、一人ひとりに適した治療法や薬剤・機材の選択を行い治療します。
Q歯の根の中に折れている器具は除去できますか?
A
根管治療には、様々なリスクが伴い、根管の内部で治療器具(ファイル)が折れてしまうこともあります。
このリスクをゼロにするには、根管治療をしないことしかないのですが、そのリスクよりも、治療をするメリットの方が大きい場合に根管治療を行います。
もちろん、歯科医師も「折れて欲しくない」と思いながら治療をしていますが、どんなに気をつけても、根管が曲がっていたり、変性していると折れてしまうことがあるのです。
大切なのは「折れてしまったことに気が付くこと」「除去すべきか判断できること」「折れた器具を除去できること」です。
当院では「折れた器具の除去」の依頼も多く受けています。是非ご相談ください!
治療後について
Q治療後はなぜ痛むのですか?
A
歯の根っこの先は骨と繋がっていて、歯髄を取り除いても骨は痛みを感じます。そのため、痛みが出る時があります。痛み止めの処方も行っていますのでご相談ください。
また、根の先の痛みの持続は最大で72時間(約3日間)ほどで収まると言われていますので、ずっと痛みが続くわけではありませんのでご安心ください。
Q治療後に通院はありますか?
A
良い状態を維持するために定期検診をおすすめしています。通院回数は症状や患者様によって異なります。
Q治療後の生活で気を付けることはありますか?
A
治療が2~3回かかる場合、治療途中は出来るだけ治療部位で硬いものを噛むのはお控えください。治療後はむし歯や歯周病の予防をこれまで以上に徹底していただくことが、歯を温存するために一番重要です。
他院での治療について
Q他院で治療中ですが、受診しても良いですか?
A
もちろん可能です。かかりつけの医院で治療しているがなかなか症状に改善がみられない、もしくは痛みがとれない、といった理由で転院される方もいらっしゃいます。
セカンドオピニオンとしてもご利用いただけますのでお気軽にご相談ください。
保険・お支払いについて
Q保険適応で治療はできますか?
A
根管治療は自費治療となります。マイクロスコープ等を使用した精密根管治療のため、保険適応がありません。
Q費用はどれくらいですか?
A
治療費用は歯の種類や症状によって異なります。治療前の診断時におおよその治療費用をご説明しています。料金表もご確認ください。
その他
Q歯科医師ですが、患者様の紹介は可能ですか?
A
はい、お受けしております。一般歯科医師からの紹介も多く、土台の治療から経過観察まで当院で行っています。